スタジオ アングル 社名の由来は

こんにちは!埼玉県でWebサイト制作 DTPデザイン制作を行っているSTUDIO INGRESスタジオ アングル】です。
弊社の社名スタジオ アングルについてお話させていただきたいと思います。

遡ること40年前の1983年、当時、イラスト業界リアルイラストレーション全盛期で「斎藤雅緒さん:アオハタジャムのフルーツが有名」「横山明さん:エロトピアの妖艶な女性イラストが有名」「空山基さん:セクシーロボットが有名」「山口はるみさん:パルコの女性イラストが有名」「ペーター佐藤さん:パステルで描いたミスドのイラストが有名」といったイラストレーターの大御所の皆様が大活躍されていました♪

有名イラストレーターさん達に憧れ、この道に進もうと決心し原宿にある東京デザイン専門学校イラストレーション科イラストの勉強を始めました。

私が描きたかったリアルイラストレーションは面相筆+エアブラシ+リキテックス絵具+クレセントボードを使った描きます。
エアブラシの技術は当時、早稲田にあった日研学園デザインスクールで半年ほど通って習得しました。(^^♪

絵がうまくなりたい一心で憧れの作家、斎藤雅緒さんのイラストを模写して練習に励んでおりました。

学生時代に描いたイラスト作品です。

専門学校を無事卒業し一度は印刷会社の線画イラストレーターとして入社したこともありましたが、自分がやりたい仕事ではないことから、いきなり退社。
そこから数年間、バイト(御徒町のナイトクラブ)をしながらイラストの練習をしていました。

事態が動いたのは1986年。
なんと友人からのイラスト制作依頼でした。
ちょうど日本がバブルで沸いている時代、当時、大人気だった故 川島なお美さんをミニバンの後ろにエアブラシで描いてほしいという内容でした。
エアブラシによるイラストで、初めてもらった10万円のギャラは、本当にうれしかったです。
友人には感謝しかありません。
この出来事をきっかけに1987年4月、イラストレーション制作スタジオとして【スタジオアングル】を設立し、税務署に事業者登録を行って、いきなりフリーランスの道を歩みはじめました。

ここで記事のタイトルにもございますアングルという社名の由来をお話し致します。

私が絵を描くうえで影響をうけた画家・イラストレーターの方が大勢いらっしゃいます。

イラストレーターでは『斎藤雅緒』『横山明』『ペーター佐藤』『佐々木悟郎』画家では『アングル』『ピカソ』『ミレー』『ダリ』『クリムト』『小磯良平』『原雅幸』『ミュシャ』『モネ』『』その中でも特に強烈に影響を受けた画家が19世紀の新古典主義の画家「ジャン=オーギュスト=ドミニク・アングル」です。
神がかったデッザン力と描画力、構図に心を奪われ、この憧れの方のお名前を頂戴した次第です。

スタジオアングルとして活動を始めた翌年の1988年、嬉しい出来事が起こりました。

新宿伊勢丹で当時、毎年開催されていた【JACA 88 日本イラストレーション展 】に19世紀の画家アングル」のシャルル7世の戴冠式でのジャンヌダルクをモチーフにした作品を出品したところ、なんと入選してしまいました!
切り抜いた板と奥の板にリキテックスを使って描き、金属をあしらった半立体のリアルイラストレーション作品に仕上げました。
私が出品した年の前後から「ヘタウマ」と呼ばれるイラストレーションが流行り、日比野克彦さんが時の人として注目されていました。
そんな中でのリアルイラストレーションでの入選だったので、それだけで満足していた記憶があります(^^♪

スタジオアングル JACA 88日本イラストレーション展入選作品

B0判の半立体リアルイラスト作品。リキテックス、真鍮、金網、ポリ版

この作品は実家の倉庫にしまっておいたのですが、なんと今は亡き両親が倉庫をかたずける際に邪魔だからという理由で解体してしまいました(涙)

その後、イラストエージェントと契約したり、株式会社第一興商様と契約してメジャーなお仕事もポチポチやらせていただきました。

以上